福島県の会津地方出身の私はかつて何度も会津の人だから優しいね〜と言われてきました。最初はそこまで気にしていなかったのですが、私以外にも会津出身の知り合いがいる方が口をそろえて会津の人はみんな優しいんだよっていうのでだんだんその理由を考えてみたくなりました。では、なぜ会津の人は皆優しいのか考えた時に「あいづっこ宣言」がパッと浮かんだのです。これは大人になった今でも大切な心構えなので、もし子供の教育に熱心な方などは参考にしてみてください。

あいづっこ宣言とは

そもそもあいづっこ宣言とは会津地方に存在する全ての小学校で6年間読み続ける格言のようなものであります。(違かったらすいません)

私の学校では毎週金曜日の朝に全校集会であいづっこ宣言を唱えていました。今思うと宗教チックでした(笑)

あいづっこ宣言は全部で6つあり、それとは別に最後におまけみたいなセリフがあります。 それではひとつずつ紹介していきます。

あいづっこ宣言6つ

  1 人をいたわります

人に対して思いやりの心を持つことの大切さを教えてくれます

  2ありがとう ごめんなさいを言います

人として素直な気持ちを伝える大切さを教えてくれます

  3我慢をします

辛抱強く耐え忍ぶことの大切さを教えてくれます

  4卑怯な振る舞いをしません

正々堂々と生きる大切さを教えてくれます

  5会津を誇り年上を敬います

目上の人への敬意を持つことの大切さを教えてくれます

  6夢に向かって頑張ります

前に進むことの素晴らしさを教えてくれます

おまけ やってはならぬやらねばならぬ。ならぬことはならぬものです

ダメなものはダメという事をおしえてくれます

まなぶの小言

この6つの宣言を毎週のように唱えていたら、みんな人にやさしく、素直な大人に成長するのは納得ですよね。改めてこのあいづっこ宣言を見ると人として大切な事ばかり記されているので私はこの教訓はとても好きですね。みなさんも、地元に同じような宣言はありましたか?もし無ければ会津人の特権ですね(笑)

もし、自分の子供には優しく育って欲しい・強く育って欲しい・のびのび育って欲しいと思っている方は会津の環境で子育てしてみるのもいいんじゃないでしょうか。6年間みっちりあいづっこ宣言に触れることができますよ(笑)

自分の子だけでなく周りの子も一緒にあいづっこ宣言を読むので都心と比べるといじめのリスクも減りますね。

どこの環境で子育てするかで子供の人格形成には大きく影響が出ますから、少しでも地方移住に抵抗がなければ1つの選択肢に会津を入れてみるのもいいかもしれません。

子供の人生もあなたの人生も一度きりです。

一度きりの人生、楽しんでいきましょ!ꉂꉂ(¯ᗜ¯