みなさん、自律神経って知っていますか?

普段の生活でよく飛び交う言葉ですが、実はその全貌を理解している人は極極わずかです。私も自律神経について深く学びだした時、今までの知識の無さに愕然としました。そして、自律神経についての研究を重ね、それを用いて様々なクライアントさんと交流していくうちに自律神経の偉大さを深く痛感しました。

自律神経とは簡単に言うと人間が生命存続の為に無意識に働く神経です。そして、その神経が出すサインこそ我々が本来望んでいることなのです。

今回はむくみに関して、自律神経というレンズを通してご紹介していきますので自律したい人やメンタルコントロールをしたい人はぜひ参考にしてみてください。

自律神経とは

1. 交感神経(こうかんしんけい)

• 体を活発にする役割を担い、「戦うか逃げるか(fight or flight)」の反応を促します。

• ストレスを感じたときや体を動かすときに働きます。心拍数が上がったり、血圧が上昇したり、呼吸が速くなったりします。

2. 副交感神経(ふくこうかんしんけい)

• 体をリラックスさせ、休息や回復を助ける役割を果たします。「休息と消化(rest and digest)」の反応を促進します。

• 食後にリラックスして消化が進んだり、寝ている間に体が修復される時に働きます。心拍数が下がり、呼吸が落ち着き、体がリラックスします。

この副交感神経が実はむくみを改善・予防する上ではかなり重要になっていきます。

自律神経コントロール4選

むくみ改善における自律神経コントロールとは、心身をリラックスさせることで、体調の調整をサポートし、むくみを改善する手助けをする方法です。具体的には、以下のような方法が考えられます。

1. ストレス軽減: ストレスがむくみの原因となることがあります。マインドフルネス瞑想を行うことで、ストレスを軽減し、ホルモンバランスを整える手助けをします。

2. 深い呼吸: 呼吸を意識的に深く行うことで、リンパの流れが良くなり、体内の余分な水分を排出しやすくすることができます。

3. 体の感覚に注意を向ける: 自分の体に意識を集中させ、むくみが気になる部分を意識的に緩めたり、マッサージをすることで血行が改善され、むくみが軽減することがあります。

4. リラクゼーション:自律神経コントロールを活用したリラクゼーションにより、交感神経と副交感神経のバランスが整い、むくみの原因となる体の緊張や不調が和らぎます。

自律神経調整は身体だけでなく心の状態にも良い影響を与え、むくみ改善にはポジティブな効果が期待できます。

まとめ

自律神経が乱れるということは、そうしないと危険って認識してしまっている状態です。自律神経が乱れている時は大抵心も乱れています。逆を言うと、心が安定して今の現状を心の底から「安心・安全」と身体が認識していれば自律神経は整います。なので自律神経は身体と心の両方からの問いかけが重要なのです。

自分の身体、自分の心、それを満たせるのは自分自身です。ちゃんと向き合い、自律神経のサインに耳を傾けることがより良い人生になるための第1歩になります。

人生一度きり、楽しんでいきましょ!