朝からレッドブルを飲む上司に感じた、ちょっとした違和感

こんにちは^^のびおです

今日はカフェインについて綴っていきます~

実は数か月前のこと。
前の職場にいたとき、毎朝レッドブルを飲んで出社する上司がいました。

最初は「まあ、エナドリ好きな人っているよね」くらいに思ってたんですが、次第に違和感が強くなってきたんです。

というのも、その上司、一見キラキラしていて楽しそうにふるまっているが心に余裕がない。
「あ、この人…たぶん、交感神経から降りてこれてないんだな」って気づいた瞬間があったんです。

私の眼はごまかせません。すぐに話を聞きに行きました。心の内側をちゃんと知りたかった。そしたら思いもよらぬ言葉が彼女の口から飛び出した。

『スタッフ全員ぶち殺してやりたい』

その人の会社でのキャラクターからはとてもじゃないが考えられない言葉だった。だが、私はそれを聞いたとき、

『本物みっけた』と思いました。

その後少し時間がたってから彼女は自分で自分がわからないって言ってました。

でも、それって本人もどこかでわかってたんじゃないかな。
だからこそ、毎朝のレッドブルで“無理やり自分を戦闘モードに入れてる”。会社での自分を作ってたんじゃないかな。
でもそれが続くと、今度は逆に「レッドブルがないと戦闘モードにすらなれない」状態になってくる。

そんな姿を見て、「最初からそんなものに頼らない方が、よっぽど心身の安定って取り戻せるんじゃないの?」と本気で思いました。

その経験が、僕に「カフェインと自律神経の関係」を深く掘り下げさせるきっかけになったんです。


カフェインは“スイッチ”を外部委託する行為

一般的に、カフェイン=覚醒というのはよく知られていますよね。
集中力が上がる、眠気が吹き飛ぶ、やる気が出る…。

でも、その裏側には「交感神経を人工的に働かせている」というメカニズムがあります。

要は、カフェインは“脳のカンフル剤”。
朝から気合いを入れたいときにガツンと入れて、無理やりスイッチを入れる。

でも、それを繰り返しているとどうなるか?

自分の身体が「自然と交感神経をオンにする機能」をどんどん手放していく。

つまり、“自分のエンジン”じゃなくて“他人のスターター”で始動しないと動けない身体ができてしまうということ。


カフェイン断ちでパフォーマンスが落ちるのは、壊れかけてた証拠

「じゃあカフェイン断とう!」と思っても、ここで多くの人がつまずきます。

・頭がぼーっとする
・集中できない
・なんだかやる気が出ない
・軽く頭痛がする…

これは単なる離脱症状というよりも、もともとカフェインに頼ってた身体の真実が表に出ただけなんですよね。

要するに、「交感神経を自力で立ち上げる力」がなくなっていた、ということ。

カフェイン断ちでパフォーマンスが落ちるのは、“元々の地力”が落ちてたから。

私は、それを「上司の朝レッドブル習慣」の中でリアルに見せてもらいました。


自律神経を整えるって、日常を整えること

自律神経って、もっと静かなものでいいと思うんです。

朝日を浴びる
軽く体を動かす
深呼吸してみる
背伸びをする

それだけで交感神経は、自然にスッと立ち上がってくれる。


でも、そこに気づかないまま、カフェインという“外部刺激”でしか切り替えられなくなってしまうと、毎日が「興奮」ベースで動くしかなくなる。

結果、心の余裕が消えていく。
そして、人間関係にも自分の感情にも、どんどん振り回される。

そんな生き方をしていた上司を見て、私は「こうはなりたくない」と強く思ったんです。


のびおからの一言:カフェインは“選択肢”であってほしい

私は、カフェインを否定するつもりはありません。
必要なときに、ちょっと気合いを入れたい朝に、「選んで使う」ぶんには全然OK。

でも、「飲まないと動けない」になってしまったら、それはもう依存。

自律神経を整えるためには、「カフェインに頼らなくても立ち上がれる身体」をつくること。

その方が、圧倒的にストレス耐性が上がるし、自分の気持ちにも正直でいられる。
なにより、毎日のパフォーマンスも安定する。

だからこそ、まずは1日だけでも「カフェインレスの日」を作ってみる。
その日、自分の身体がどんな反応をするか。
感情がどんな波を打つのか。

そこに、あなたの自律神経の本当のコンディションが、静かに現れてくるはずです。

自分の心は自分でコントロールできますように

人生一度きり、楽しんでいきましょ!