こんにちは~のびおです
今回は前回の続きを公開していきますのでまだ前回のを見ていない方はこちらから見てみてください!https://jinseimana.blog/%e3%82%a2%e3%82%b6%e3%83%a9%e3%82%b7%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%83%e3%83%81%e3%81%a7%ef%bc%8d%ef%bc%91%ef%bc%90%e3%8e%8f%e3%80%80%e3%83%aa%e3%83%90%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%89%e3%81%9b%e3%81%9a/
では、第2章『セルフコントロール』の始まり始まり~~~~
2章 セルフコントロール
1 健康資産の価値とは
あなたは、【健康資産】という言葉をご存知ですか?健康資産とは、「平均的な余生の医療費」-「あなたの予想医療費」のことです。簡単に説明すると、入院や薬などを使わない生活を長く続ける事が出来たらそれだけ医療に費やすお金が資産として残りますよね。という事です。近年、この健康資産の価値というものが急激に上昇しており予防医学(スポーツジムやストレッチ)などに自己投資する方が増えています。実は私もその中の1人です。私の場合は予防医学を通して沢山の人々の健康資産を守っていきたいという想いがあるので、トレーナーとして現場で働くだけでは気が済まず、今この本を書いているのかもしれません。
私は18歳の秋に突発性の首の病にかかり、2ヶ月間の寝たきり生活を余儀なくされました。まともに身体を起こすことが出来ずに、ご飯を食べる時とトイレにたつ時以外はずっと布団の上で生活していました。当時私は陸上競技部の長距離選手として日々練習に励んでいました。しかし、高校最後の駅伝大会は当然出場出来ず、ベットの上でした。また、こんな身体だったので行きたい大学の試験すら受けられず、何とか面接だけで入れる近くの大学に入る形となりました。この時の私の経験は今振り返っても1番辛い経験です。身体を動かせない恐怖とそれにより挑戦する機会が失われたことが何より悔しくて神様を何度も憎みました。だけど、その入院生活の中で感じた事はヒトの暖かさです。周りの沢山の人に支えられたから手術を乗り越えられましたし、病気とも向き合えたのだと思います。だからこそ、私は暖かな愛をもって健康であることの大切さを沢山の人に伝えられる仕事がしたいと思うようになり今の自分にたどり着きました。
2 人はきっかけが欲しいだけ
人が何かに向かって頑張る時のエネルギーは凄まじいものだと感じます。これはクライアント様を見ていても常々感じます。ただ、その中で努力できる人とできない人がいてその違いは何だろうかと疑問に思うことがありました。そして気付いたのです。努力できる人には共通して努力するための「きっかけ」があったということです。例えば、小学生の時どうしてもテストで勝てない子がいたから本気で勉強頑張った。好きな子に振られたから見返したくて筋トレ頑張った。などその努力という行為に走るにはその熱量になる出来事(きっかけ)があるから動けるのです。ダイエットも同じです。出来ない人は別に怠惰な生活をおくりたいわけではありません。ただ、きっかけがないだけです。でもご安心ください。皆さんにとってこの本に出逢えた事は、充分すぎるきっかけになっていますから。これを機にその有り余ったエネルギーを存分に使ってください。
3 10%の努力
ただ、ここで大切なのが1章でも述べたように「頑張りすぎないを頑張ること」です。分かりやすく言えば10%程度の努力を継続して当たり前にしてしまうという事です。そうする事で余分なストレスは溜まりづらくなり、当たり前に習慣が変わっていきます。メタボ習慣から健康習慣に少しずつでも変わっていけば身体が変わるだけでなく、考えや行動、周りに集まる人までもが変わり、やがてあなたの人生を大きく変えることになるなるでしょう。人は環境が変わると思考が変わり、思考が変わると行動が変わる。行動が変わると習慣が変わり習慣が変わると身体が変わる。身体が変わればまた自分を取り巻く環境が変わる。この幸せのスパイラルに突入した方が人生楽しくないですか?どうせやるならメタボになりやすい負のスパイラルより幸せになるための幸せスパイラルに突入しましょう。
4 脳は現状維持を好むもの
ただ、この幸せスパイラルに突入するのは簡単そうに見えて意外と難しいと感じる人も少なくありません。そこで鍵となるのが 脳 の仕組みです。よくこんな言葉を耳にしませんか?「明日やろうはばかやろう」これはまさに脳が現状維持を好んでいるからこそ生まれた言葉だと私は思います。結局これは今できることがあるのに脳が現状維持しようとした結果、明日に後回ししようという判断が下されることであり、明日になってもまた同じ事の繰り返しになる事が多いです。でもこれは怠け者の特徴とかではなく、人間が兼ね備えるごくごく当たり前の性質なので例え心当たりがあったとしてもそこまで落ち込まないでください。しかし、脳の性質だからといって仕方ないで済ませる訳にはいきません。大切になってくるのは脳に与えるストレスを自分の意思でコントロールすることです。負のスパイラルの時にストレスは良くないとお話したので矛盾に感じるかもしれませんが、負のスパイラルに入っている人は制御なく受動的にストレスがかかり続けている状態になっていて、幸せスパイラルの人は能動的にストレスをかけることでその量をコントロールしているのです。適度にストレスを与えることで脳はどんどん考えるようになり活性化していきます。これを意識的に行うことが出来ればモチベーションを管理することも容易に出来ることでしょう。
5 3年後をイメージしよう
モチベーション維持に大事な要素として「未来設計図」つまり長期的な目標もかなり大切になってきます。今すぐ痩せたいと思っているあなたがまず考えて欲しいのは、なぜ痩せたいのか、痩せた先に何が待っているのか、そしてそれはいつまでに達成したいのか、未来の自分はどんな生活をおくりたいのか。これらを細かく言語化出来るようであればあなたのダイエットにおけるモチベーションはかなり安定するでしょう。ただ、ここが曖昧になってしまっていると途中で挫折してしまう可能性が高くなります。これも旅行の例で例えましょう。
明日沖縄に行ってバカンスを楽しみたいという明確な目的がある人はまずは飛行機に乗ってその間にタイムスケジュールや楽しみたいイベントなど調べて予定を立てて実行に移すでしょう。一方、とりあえず沖縄にいきたいという目的の人の場合、飛行機に乗ったのはいいもののそこから先の細かいタイムスケジュールやイベントなどは調べていないので沖縄に対してあまり乗り気にはならない可能性が出てきます。ダイエットで失敗する人の多くは後者のパターンに陥ってしまいます。だからこそ、未来を細かくイメージするのです。そしてそこに向かう過程を楽しみましょう。どこでもドアですぐ沖縄に行くより景色を眺めながら行く旅の方が楽しいと思いませんか?
のびおの一言
はい、第2章『セルフコントロール』は以上になります!人にはどういう特性があるのか、脳にはどのような仕組みがあるのかを理解すれば自分の行いを客観的に見ることもできますし、言語化することもできます。
気合だけで行動に移すのは苦手な人も多いでしょう。私も大の苦手です。だからこそ、脳の状態や感情を言語化します。そうすることで客観視できてたやすく行動に移せるのです。そして今度はそれらの行動を継続することが重要になってくるのでその内容はまた次回のお楽しみに~~
一度きりの人生、楽しんでいきましょ!