自律神経失調症の症状(頭痛、めまい、倦怠感、不安感など)は、ストレスや生活習慣の乱れが原因となることが多いです。ストレッチを取り入れることで、筋肉の緊張をほぐし、血流を改善し、副交感神経を優位にすることができます。
ここでは、自律神経を整えるのに効果的な 簡単ストレッチ5選 をご紹介します。
自律神経に効くストレッチ5選
1. 深呼吸ストレッチ(呼吸を整える)
効果:副交感神経を優位にし、リラックス効果を高める
やり方
1. 背筋を伸ばし、肩の力を抜いて座る(または仰向けに寝る)
2. 鼻からゆっくり 4秒かけて息を吸う
3. 7秒キープ(お腹に空気をためるイメージ)
4. 口から 8秒かけてゆっくり吐く
5. これを 5回 繰り返す
➡ ポイント:吐く時間を長めにすると、よりリラックス効果が高まります!
2. 肩甲骨ほぐしストレッチ(血流を促す)
効果:肩こり・頭痛の緩和、交感神経の過剰な働きを抑える
やり方
1. 両手を肩に乗せ、肘を前に向ける
2. 肘を大きくゆっくり 後ろ回し(5回)
3. 次に 前回し(5回)
4. 最後に肩をすとんと落として力を抜く
➡ ポイント:ゆっくり大きく回すことで、肩甲骨周りの緊張が和らぎます!また、肩甲骨周りの細胞が活性化することで脂肪燃焼にも繋がるので背中痩せしたい人にはうってつけ!
3. 背中と腰を伸ばすストレッチ(緊張をほぐす)
効果:交感神経の働きを抑え、リラックスを促す
やり方
1. 仰向けに寝て、両膝を抱える
2. 両手で膝を引き寄せながら、背中全体を伸ばす
3. そのまま 深呼吸を5回 繰り返す
4. ゆっくり足を戻す
➡ ポイント:腰を浮かせすぎないように、リラックスした状態で行うのがコツ!肩に力が入らないように呼吸は鼻から吸って鼻から吐きましょう!
4. 首ストレッチ(自律神経の調整)
効果:首のこりをほぐし、副交感神経を活性化する
やり方
1. 背筋を伸ばして座る
2. 右手で頭を支え、ゆっくり右に倒す(20秒キープ)
3. 反対側も同様に行う
4. 両手を後頭部に添え、首を前に倒して 20秒キープ
➡ ポイント:呼吸を止めず、気持ちいい範囲でゆっくり行うこと!海の中に潜って深〜く沈み込むイメージを持つと力が抜けやすいです!
5. 足裏マッサージ(リラックス効果UP)
効果:血行促進し、自律神経のバランスを整える
やり方
1. 足裏全体を両手で軽くもむ
2. 親指で 土踏まず をゆっくり押す(5秒 × 5回)
3. かかと、指の付け根も優しく刺激する
4. 反対の足も同様に行う
➡ ポイント:お風呂上がりにやるとより効果的!めんどくさい人はゴルフボールなどでコロコロ足裏転がせばOK!
まとめ
無理せず続けることが何より大切!ストレッチをしている時って結構頭の中はぼーっとしますよね。せっかく寝る前にストレッチするなら伸ばしながら1日の生活を振り返ってみてください。そして普段からストレスを感じやすいのであれば、自分が一体何にストレスを感じるのかを見つめてあげてください。もちろんストレッチで副交感神経を優位にする事は大切ですが、いちばん大切なのは自己との対話です。自律神経が乱れやすい人は自分を押さえ込んでしまう人がとても多いのです。
我慢強く、頑張り屋さんな人たちなので先ずはそんな自分を褒めてあげてください。そして、ストレスの根源はできるだけ回避してあげましょう。例えそれで人間関係や仕事に影響が出たとしても、あなたの体が嫌がっていることはやらないであげて欲しいです。あなたの体が喜ぶ他の手段がきっとあるはずです。
周りには自分にストレスを与えてくる悪魔のような人達が沢山います。そんな悪魔の呪いにかかりませんよう、自分で自分をコントロールしてあげてください。
ぜひ、ストレッチを習慣化して、心と体のバランスを整えていきましょう。そして自律神経を操り、周りの悪魔を蹴散らしましょう。
人生一度きりです、楽しんでいきましょ!