どうも〜ストレッチトレーナーのmanabuuunです。
皆さん、人の筋肉に顔があると思いますか?
私は現場でお客様にストレッチをしていた時によく筋肉の表情を見ていました!(笑)
まあ実際には顔なんて無いんですけど、でも各筋肉達から喜怒哀楽のメッセージが伝わってくるのです。ちょっぴり変態な感覚かもしれません( /^﹏^)/
今回は、各筋肉達が伝えてくるメッセージを喜怒哀楽に分類してお話していきまーす!
喜の筋肉
これはストレッチなどのケアが充分に行き届いたあとの筋肉の顔です。ストレッチって関節を動かす行為でもあるのでその動き方によって筋肉の状態が分かります。どれだけ沢山伸ばしても関節の動きがしなやかにならないケースがあります。これでは筋肉は喜びません。関節が綺麗に動いて、体液が流れ、可動域が上がっているのに力が抜けている時、その筋肉は満面の笑顔を見せてくれます( ◠·◠)ა
怒の筋肉
筋肉って伸ばそうとしても上手く伸びないパターンが結構あります。抗ってくる感じですね。この時の筋肉はめちゃくちゃ怒っています。「勝手に伸ばすんじゃない!」と言われている気分。(笑) そういう時って身体が伸ばすことを受け入れてないんですよね〜。
心を開いてなかったり、力んだりして。そんな状態で無理やり伸ばそうとすると筋肉も目一杯反抗してくるので私はそんな筋肉たちを「反抗期」と呼んでいました。子供の反抗期と同じです。ガミガミ親の意見を言っても子供は聞く耳を持ちませんよね。だって子供にも自分の考えがあって自立しようとしているサインでもある訳ですから。筋肉も同じです。その筋肉達にも意思があり、動きたい方向、使いたいしなやかさがあります。それを筋肉が受け入れられる範囲で半歩先のリードをしながらしなやかに導くことがストレッチのコツです。筋肉と向き合ったら反抗されるので筋肉と同じ目線にたち半歩先を行くガイドのポジションを意識すると怒った筋肉達がだんだん穏やかに心開いてくれます૮₍ ⑅ • ᵜ • ⑅ ₎ა
哀の筋肉
かなしさのあまり、痛みとして表れている筋肉は哀の筋肉です。例えば腰痛の人の腰や肩凝りの人の肩など症状が直接出ているところは根本原因では無いですが、疲弊しきっていて哀愁漂っていますね。基本的には怒の筋肉達を喜ばせられれば筋肉が哀になる事はないですが、放ったらかしにして怒を通り過ぎると筋肉が痛みのサインを出して悲しみだします。哀の筋肉には強いストレッチではなく優しく撫でるような包み込むストレッチ、場合によっては指圧でも構いません。じっくり解して悲しさから立ち直らせる必要があります。痛みの出ている場所はそれだけ頑張った場所でもあります。先ずはその事に感謝をしてしっかり労りましょう。その上で解放させてあげると明るい表情に変化していきます。
楽の筋肉
動かしていて自由自在に動ける筋肉は楽しんでいます。喜びとニュアンスは少し違くて、解放感はあるのですがそれを自由に操れるかどうかが変わってきます。喜の筋肉は解放された嬉しさが全面に滲み出ていますが、楽の筋肉は解放された状態で自在に動かせる躍動感のような楽しさが滲み出ます。最終的には全人類が楽の筋肉を持つことが出来れば生活するのも楽しくなり、人生が生き生きする事間違いなしです。
哀怒喜楽
筋肉の状態を悪い方から並べると哀怒喜楽の順になります。
先ずは痛みや疲れなど悲しいサインを受け取り、その原因になっている反抗期の筋肉を見つけます。それらを解放して喜びを感じさせてから自由に使いこなせる楽しさを覚えてもらうことですしなやかな身体が手に入ります。だから私はストレッチをする時にその各筋肉たちに問いかけます。「君は今どんな気分だい?」と。
その声を聴いて、ひとつ上の段階に上げるアプローチをします。大切なのは順番を飛ばさないことです。哀の筋肉に楽しさを求めてはいけませんし、楽しんでいる筋肉達に優しく包み込む包容力はいりません。だから身体の声を聴くことで心の状態も分かるのです。
Manabuuunまとめ
いかがでしょうか?
今回はかなりマニアックな私の感覚を言葉にしてみました!
「こいつ何言ってんだ?」 と思った方もいると思いますが何となくイメージが湧いてくれれば嬉しいです!
姿勢を見る・骨格を見る・バランスを見る
確かに大事なことですし、この方が再現性はあります。
ただ、その現状を作り出しているのは筋肉から無意識に出ているサインです。
その声を聞かない限り、例え見た目で姿勢やバランスが整っても筋肉達は本来あるべき躍動はしません。それではいつまでもしなやかや身体にはならないですね。
大切なのは可動域が出る身体でも姿勢が良い身体でもなく自由に使いこなせるしなやかな身体ではありませんか?
そういう体にするためには各筋肉たちへの問いかけが鍵を握っています。
ご自身でケアする時も1度問いかけてみてください。身体から出るメッセージをしっかり受けとり、それに従ってありのままに伸ばしたり動かしたりしてみてください!
躍動する身体を一緒に手に入れましょう~
人生一度きり、楽しんでいきましょ!