みなさん、「大根脚」という言葉を聞いた事はありますか?

大根脚とは大根のように太くパンパンになっている脚の事で特に下半身太りの人に使われる表現です。冒頭からあまりいい気分にならない人もいるかもしれませんが今回は私なりになぜ日本人女性に「大根脚」が多いのかを考えたので、ご紹介していきます。大根脚改善を試みている人にもお役に立つ内容になるかと思います。

日本人の多くは中胚葉型

いきなりなんぞや?と思うかもしれませんが人の体型を3パターンに分類する「ソマトタイプ」というものがあります。これらは、内胚葉型、中胚葉型、外胚葉型に分けられます。受精卵から細胞分裂が始まる初期にできる胚葉の特徴が大きく出ることによって体型が決まるため、先天性のものになります。まあ、遺伝みたいな感じで捉えてもらえれば大丈夫です。

左から順に外胚葉型・中胚葉型・内胚葉型となっており、日本人の大半は中胚葉型に分類されます。

なので大前提として、日本人女性が「太っている」と思う基準は世界的に見ると全然普通なんです。ただ、メディアに出る日本や韓国の女優さん達がかなり細くてそれが当たり前だと思い込んでいるから自分が太っているように思えてしまうのだと考えます。だから自分が大根脚だと思っているあなた、大丈夫です。世界的にあなたの脚は普通ですので気にしないで堂々としてください(˶ᐢᗜᐢ˶)

日本独自の生活習慣

昔ながらの生活習慣が影響を及ぼしている可能性も考えられます。日本古来の生活習慣といえば、正座をして、前かがみの姿勢が多く、着物でお腹を締めつけた装いでした。
その生活様式が遺伝情報として影響していると考えれば納得できますね。

正座は脚のつけ根、ひざ、足首を曲げて座り、脚の関節のすべてが圧迫されています。
さらに前かがみになることで脚のつけ根はより圧迫され、脚にかかる負担は計り知れません。
着物も同じで、腹部の大部分を帯で締めつけることによって血液やリンパの流れが悪くなり、さらには帯によって固定されているので体の中心にあるお腹のインナーマッスルは使われず、弱くなってしまいます。

つまり、日本人特有の下半身太りを解消するためには、その生活習慣の影響によって起こっている体のクセを直すのが、一番の近道かもしれません。

体のクセによって生まれる滞りがいわゆる「老廃物」

日本人の典型的な下半身太りの原因として一番多いのは、「脂肪」ではなく、その「老廃物」を溜め込むことによる「むくみ」によるものがほとんどなのです。

それもそのはず、現代人の多くは、デスクワークや立ち仕事などで足への負担が大きくなっているのに加え、アスファルトやフローリングが足に与える負荷や不規則な食生活により、一日中むくみを引き起こしがちになっています。
実は下半身が太いのは脂肪ではなく、「むくみ」が原因なだけかもしれません。
そのむくみをなすことで、ダイエットしなくても大根脚を改善できるのです。

むくみ改善にはストレッチ

では、むくみを改善するのに何が適しているのか?それは、ストレッチです!

むくみの原因は「老廃物」と言いましたが、老廃物が溜まってしまうのは血液循環が悪いからです。筋肉が硬くなってしまい中の血管を圧迫する事で老廃物は溜まります。なのでストレッチで硬い筋肉を解してあげることがむくみ改善に繋がって来るのです。1日1分、寝る前にやるだけでも段々と効果が出てくるのでぜひ、トライして見てください(oˆ罒ˆo)

最後に

日本人は特に周りと比較する癖が強いです。そして、皆と同じになりたがります。だから体型に関してもかなり敏感で全然太っていないのに自分を「大根脚」と思い込んでしまっている人が多くなってしまっているんですね。大切なのは周りではなく自分がどう思うか、じゃないですか?自分主体として自分の健康のためにむくみ改善のストレッチを行うのはいいと思いますが、他人と比較して太いからという理由でやると長続きしません。自分の人生なので他人軸ではなく、自分がどうしたいのかで行動できると何をするにも自分軸で決める事が出来て長続きしやすいですよ!

人生一度きりなので、自分らしく生きましょ~