はじめに
あなたの身近に怒りっぽい人いませんか?すぐに感情的になって人に当たってしまうような人です。では、その人は何故そういう行動をとると思いますか?性格の問題、考え方の問題、心の問題、色々きっとあるでしょう。私も身近にこういう人がいた時、「あ、この人はこういう性格の人だから仕方ない」や「この人はこういう考えしか出来ない人だから仕方ない」って思って割り切っていたのです。しかし、最近ちょっと別な視点が増えまして、「心理栄養学」という分野に手を伸ばしてみたんですね。そしたら面白い発見があったのでご紹介させて下さい(*´艸`)フフフッ
心理栄養学とは
簡単に言うと、摂取する栄養素の多さによって心理的な特徴があるんだよという学問ですね。まあ、これに手を伸ばした背景としましては元々私は健康・身体オタクなんですよね(◍¯∀¯◍)。名前もまなぶと言いまして、人生色んなことに興味がありすぎてついつい何でも知りたくなってしまうんです。特に身体のことは
学生の頃からずっとトレーナーとして現場に出ていましたが、最終的には自律神経やメンタル面への興味が強くなり今は現場を離れて各地を転々と旅しながら渡り歩いています。その自律神経の延長戦上に出てきたのが「心理栄養学」だったんです。ある1冊の本を見た瞬間にもうビビッと来たわけですよ、これだ!!と
そこから心理栄養学を本格的に学びだしたって感じですかね
糖は悪魔製造機
それで、この本を読み進めているうちにこんな事実が判明したんです。クラスのいじめっ子や暴行で逮捕された人などに普段の食事をアンケートとったらなんと全員が「糖分」の取りすぎだった訳ですよ!!もうびっくりしちゃって、面白い!ってなっちゃいました笑
要は糖分って取りすぎると血糖値爆上がりするんですね。今度それを下げようと膵臓からインスリンってホルモンが大量に出るんです。だけど急激に血糖値が下がって、その状態が続くと低血糖症になっちゃうんです。そうなると判断が鈍くなったりイライラしやすくなったりするからまた落ち着かせるために糖分が欲しくなるという無限ループに入ってしまう訳です。
もともと栄養学の知識としては糖の摂取によりインスリンが出て、その後なんちゃらかんちゃらっていうのは理解してたんですけど、そこからそういう行動が取りやすくなるって所までは考えたことも無かったので非常に面白い気づきになりました。
で、この本によると、その非行に走った人たちに2週間糖分を極力減らした食事を取ってもらうようにしたら今迄の非行がピタッと止まったらしいです。そしてまた従来の食事に戻したらまた非行を繰り返したそうです。
もう、それはつまり、そういうことですよね。うん
価値観否定の前に食事改善
ここから私の生活で少し意識に変化が起きました。
それは初めに言った感情的になる人への考え方です。正社員時代、私の直属の上司で1人モンスターのような高身長自己中髭づらナルシストがいたんです。(略して、こうじ髭なるとでも言いましょう)。
こうじ髭なるに対して私は当時もう諦めてて、この人には何を言っても通じない、価値観というか考え方の根本があまりにも子供過ぎて何があっても絶対自分を正当化してくるじゃん、、、こんな大人にならないようにしようって反面教師にしていました。でも今考えると確かにこの人、めちゃくちゃ甘いものばっかり食べていたなーと。毎朝菓子パン食べてたし。笑
だからもし今仮にこうじ髭なると働くとしたら「何でそういう考え方になるんですか」と聞く前に「インスリン大量発生によって店長らしい判断出来なくなっているので一旦朝の菓子パンやめませんか?」と言っている気がします笑
でもその方が相手も嫌な気にはならないんじゃないかな〜って思いますが皆さんはどう思いますか?考え方とか否定されるよりは食事の見直しプランを提示された方が前向きになりません?しかも根拠付きで言われたら尚更。
さいごに
私は「心理栄養学」を学べてものすごく良かったと思ってますよ!知識が増えればその分考え方の幅も広がりますし、幅が広がれば相手の味方や受け取り方ももっと柔軟にする事ができます。私はトレーナーとして、人として、「心解放、身体解放」をテーマの1つにしていますが学ぶことは人間関係の柔軟性を磨くのにも役立ってくれると確信しました。ストレッチや自己理解で身体や心を解放しつつ、やはり何事も積極的に学ぶ姿勢は今後も必要不可欠だと思いました(^_^;)
私がここまでそう思えたこの本にも大変感謝しております。私のおススメ心理栄養学
では、皆さんも明日から身の周りにいる世界中のこうじ髭なるに腹を立てる前に食事改善プランを提示して頂いてより良い人間関係を構築していきましょ!
人生一度きり、楽しんでいきましょアハハヽ(´∇`)ノ