「ストレッチ」って何となく身体にいいって聞くけど、具体的な理由って知ってますか?

実はストレッチには様々な効果があるので、色んな目的の人に相性がいいです!

ただ、ストレッチにも種類がありますので目的によって使い分けなければ本来の効果は期待できません。今回はストレッチの種類や効果、おすすめな人の特徴などを紹介していきますので是非参考にしてみてください〜

ストレッチとは

ストレッチとは、体の柔軟性を高めるために筋肉を伸ばす運動のことです。筋肉や関節の可動域を広げることで、体のバランスや姿勢が改善され、けがの予防や疲労回復にも効果があります。ストレッチは主に、静的ストレッチ(筋肉を一定時間伸ばし続ける方法)と動的ストレッチ(体を動かしながら筋肉を伸ばす方法)の2種類があります。

静的ストレッチとは

静的ストレッチとは、筋肉を一定の位置でゆっくりと伸ばし、数秒から数十秒間その状態を維持するストレッチ方法です。この方法は、筋肉の柔軟性を高め、リラックス効果を得るのに適しています。例えば、太ももや背中の筋肉を伸ばす際に、伸ばした姿勢をそのまま保持することが静的ストレッチです。

静的ストレッチは、運動後のクールダウンとして行うことが一般的で、筋肉をリラックスさせ、けがの予防や筋肉痛の軽減に役立ちます。ただし、筋肉が温まった後に行うのが効果的です。

動的ストレッチとは

動的ストレッチとは、体を動かしながら筋肉を伸ばすストレッチ方法です。静的ストレッチと異なり、筋肉を伸ばした状態で保持するのではなく、リズムよく動きながら筋肉や関節を活発に動かします。これにより、筋肉を温めるとともに、関節の可動域を広げたり、体全体の血流を促進することができます。

例えば、腕を回したり、足を前後にスイングする、膝を高く上げて歩くなどが動的ストレッチにあたります。運動前のウォーミングアップとして行うのが一般的で、体を活動的に準備させ、けがの予防に効果があります。

ストレッチ時間は目的によって変わる

ストレッチの推奨時間は目的によって異なりますが、一般的なガイドラインとして以下のように考えられています。

1. 静的ストレッチ

• 時間: 各ストレッチポーズを15〜30秒程度保持するのが一般的です。

• 理由: 筋肉が十分に伸びてリラックスするためには、このくらいの時間が必要です。30秒を超えることも効果的ですが、無理に長時間保持することは必ずしも必要ではありません。

• 回数: 1回のストレッチで2〜4回繰り返すとより効果的です。

2. 動的ストレッチ

• 時間: 動的ストレッチの場合、各動作を5〜10回繰り返すのが目安です。

• 理由: 動的ストレッチは、筋肉や関節を動かしながら温めることが目的で、ストレッチのポーズを保持するのではなく、リズムよく動かしながら行います。

3. ウォームアップやクールダウン時

• ウォームアップ時: 動的ストレッチを行い、筋肉を温める時間を5〜10分程度取ると効果的です。

• クールダウン時: 静的ストレッチを行い、筋肉をリラックスさせる時間を5〜10分程度取るのが理想的です。

自分の体調や目的に合わせて、無理なくストレッチを行うことが大切です。

ストレッチはこんな人におすすめ7選

1. 運動前後の人

• ウォームアップとして、動的ストレッチを行うことで筋肉を温め、柔軟性を高め、怪我のリスクを減少させます。

• クールダウンとして、静的ストレッチを行うことで筋肉の緊張を和らげ、リカバリーを促進します。

2. デスクワークや長時間座っている人

• 長時間同じ姿勢でいると、筋肉が硬くなりやすいため、ストレッチを行うことで血行が良くなり、体のこりや疲れを軽減できます。

3. 運動不足の人

• ストレッチは、体を動かす習慣をつけるための手軽な方法です。体の柔軟性や可動域を高めることで、日常生活での動作が楽になることがあります。

4. 筋肉や関節の硬さを感じている人

• 年齢とともに筋肉や関節が硬くなることがありますが、定期的なストレッチによって柔軟性を保つことができます。特に関節の可動域を広げることが重要です。

5. スポーツや運動をしている人

• スポーツをする前後にストレッチを行うことで、パフォーマンス向上や怪我の予防につながります。特に、柔軟性を高めることで、よりスムーズに動けるようになります。

6. リハビリや回復中の人

• 怪我から回復している人にとって、ストレッチは筋肉の緊張をほぐし、関節や筋肉の可動域を回復させるために役立ちます。

7. ストレスや緊張を感じている人

• ストレッチにはリラックス効果もあります。深い呼吸と合わせて行うことで、心身のリラックスを促進し、ストレスの軽減にもつながります。

ストレッチは、年齢や運動レベルを問わず、誰でも取り入れやすい健康維持の方法です。無理をせず、自分の体に合ったストレッチを行うことが大切です。

まなぶから一言

いかがでしたか?ストレッチと一言に表しても結構奥深いと思いませんか。目的によって、動かし方も違ければ伸ばす時間も違います。ただ、言えることはストレッチはどんなに人にでもメリットがあるという事です。なのでストレッチを甘く見ちゃいけませんよアハハヽ(´∇`)ノ

私はストレッチ専門のパーソナルトレーナーとして3年間現場でお客様と関わってきましたが、ストレッチだけで身体も心もほんっっっとうに変わります。ジム・ヨガ・ランニング・食事制限と、健康投資の手段は本当に沢山ありますが、私の経験上ストレッチが1番楽だし1番万人に対応できますね!

まずは明日からストレッチ始めてみませんか。

筋肉を伸ばして、身体も心も解放していきましょ〜

人生一度きり、楽しんでいきましょ!!