「今、自分の自律神経は整っているだろうか?」
この問いに正直に向き合った結果、私は東京を離れ、雪深い長野の地に向かいました。
雪の中に身を置きたかったのは、身体の芯から何かを“リセット”したいという深い欲求があったからです。
こんにちは〜
のびおです(((o(*゚▽゚*)o)))
今回は自律神経と向き合った結果、「清掃員」として長野で1ヶ月働く事にした私の体験談とそこでの気づきを綴っていきます〜
自律神経と向き合った先にあった「清掃員」という選択
私のライフワークは「整えること」です。
これまでは主に、人の身体を整える施術やセラピーにフォーカスしてきました。
でもある時、こう気づいたのです。
人を整える前に、自分自身と、自分を取り巻く“環境”を整えたい。
なぜなら、「自分が整ってないのにお客様を整えることなんて出来ない」という事に気がついたからです。
そのために選んだのが、「清掃員」という仕事でした。
場所は、長野の某宿泊施設。
私は1ヶ月間、ベッドメイクを中心とした清掃業務に携わりました。
最初は「作業」だった。でも、気づいてしまった
仕事初日。
シーツの端を揃えて、皺を伸ばして、枕をセットする。
決められた手順を、決められた時間内にこなす。
最初はただの「作業」として、その工程を繰り返していました。
でもある程度慣れてきたある時、ふと気づいたのです。
綺麗に見えるシーツと、心地よく感じるシーツには、違いがある。
同じように見えるベッドでも、
心を満たしてくれるベッドと、どこか違和感を覚えるベッドがある。
その違いは、手の動きや道具の使い方よりも、
**その人の「心の在り方」**によって生まれている気がしたんですよね。
シーツの乱れは、心の乱れ
清掃の現場には様々な人がいました。
スピード重視でテキパキと仕上げる人もいれば、丁寧に一つひとつ確認しながら作業する人もいる。
面白いことに、心に余裕がない人ほど、仕上がりにどこか「雑さ」が現れていました。
ベッドは整っているのに、どこか落ち着かない。
逆に、心が穏やかな人のベッドメイクは、見た目以上に“気持ちがいい”のです。
なんかただの作業になっている人は確かに早いし、綺麗にベットメイクされているんだが枕の置き方ひとつとってもかなり雑。そしてそういう人は大抵、文句が多い。スタッフに対して、お客様に対して、挙句シーツが上手く敷けないだけで文句言ってました。
そこで私は気が付きました。
【シーツは己の心を映す鏡である】と
シーツを整える手は、実は自分の心をも整えていた。
シーツの皺を伸ばすたび、自分の心の皺にも気づいていた。
そんなふうに、作業の中に「瞑想的な時間」が生まれ始めたのです。
自分を整える=環境を整える
ベッドを整えた後の部屋は、空気感が全然違います。
整った空間には、静かで澄んだエネルギーが流れています。
それはまるで、自律神経が“副交感神経優位”に切り替わる瞬間のような感覚です。
だから私は、シーツを敷きながら何度も自分に問いかけました。
- 今、自分の心に余裕はあるか?
- 今、身体のどこが力んでいるか?
- 今、この一枚に“気”は通っているか?
そうして一枚一枚のシーツを整えるうちに、自分の心も満たされていきました。
心を整えれば、環境が整う。
環境を整えれば、心が整う。
そしてそれは、自律神経を整えることと同じなのかもしれない。
「整えること」の本質は、誰の中にもある
私は今でも時々、ベッドメイクをしていたあの部屋の空気を思い出します。
手のひらから伝わる布の感触、窓の外の雪景色、自分の呼吸音。
あの1ヶ月は、僕にとってまさに「整えることの原点」に戻る旅でした。
のびおから最後に、あなたに問いかけたい
もし今、自律神経の乱れを感じているなら。
まずは「自分の身の回り」を見渡してみてください。
ベッドの上、デスクの上、部屋の空気感――それらは、あなたの“心の鏡”かもしれません。
さて、あなたの今日のシーツは、整っていますか?
普段からベットメイクはしていますか?
もし出来でいなければ大丈夫です。今日から始められます。
どこから整えればいいか分からない方、まずはベットから整えましょう。
身体の不調は心から来ます。心の不調は周りの環境から来ます。
だからまずはベットメイクから始めましょう。
実際に私のクライアントさんで首のこり感に悩まされていた方はどんなセルフケアをして改善したと思いますか?
私がその方に伝えたケアは一つだけ
「とりあえず1週間ベットメイクしてください」
それくらい身の回りを整えることは身体を整えることと密接に関わってきます。
もしよかったらコメントで、あなたの“整える習慣”や“気づき”を教えてくださいね。
あなたの言葉が、誰かの心を整えるきっかけになるかもしれません。
みなさんで整え習慣を一緒に作っていきましょう。
人生1度きり、楽しんでいきましょ!